税務当局のしくみ-無予告調査

無予告調査

無予告調査(現況調査)とは

国税局資料調査課や税務署の特別調査班の調査官が、事前に予告なしに突然、会社やお店、社長の自宅などに税務調査にやってきます。

無予告調査が行われるのは、飲食店などの現金商売や不正な取引がありそうだと調査官が想像する会社です。現金商売の場合、昨日の現金売上が帳簿に記載されているかを確認し、帳簿残高と実際の現金残高とを突合します。合わない場合には、証拠隠滅のおそれがあるとして、調査官が納得いくまでしつこく調べます。

無予告調査も任意調査ですので、突然調査を行いたいとした場合でも納税者の許可が必要となります。

以下のような理由でその日の調査は断り、後日日程調整をしたうえで、調査に来てもらって下さい。

  1. 営業活動が停滞する
  2. 代表者が不在、許可が取れない
  3. 税理士の都合が悪い